六日目は三俣山荘から三俣蓮華岳・双六岳を経由して、鏡平山荘に向かいます。


4:30 標高2,530m 三俣山荘
昨夜は猛烈な風が小屋を揺らし、近くで雨漏りの音がしていたが、結局場所が特定できず、悶々とした夜を過ごしたようで、睡眠は十分の感じで朝を迎えた。
小屋のお兄さん曰く「昨夜は風速40mを超える風が吹いていた」ということで、まさに台風直撃並みの天気だったようだ。しかも、台風なら「台風一過」ですぐにいい天気になるが、今回の爆弾低気圧は山岳部ではキレが悪く、朝も30m位の風が時折吹きつけ、雨が窓を屋根をたたく状況だった。
このため、朝食後も小屋で天気の回復待ちとなった。


7:00 標高2,530m 三俣山荘
一瞬、晴れ間が見え、これは天気が回復するに違いないと準備をすると、再び雨が屋根をたたいている。外を見ると朝と同じ状況だった。
9:00 標高2,530m 三俣山荘
なかなか回復しないが、天気が回復するのは間違いないので、雨中出発する。お兄ちゃんからは鏡平に向かう道が3つあるが、一番安全な巻き道を進められる。
表に出ると、昨日の強者が張ったテントが残っていた。風速40mを耐えるテントと強者。素晴らしい。
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10:00 標高2,750m 分岐
三俣蓮華岳山頂に向かう道と巻き道の分岐に差し掛かった。雨は気にならない程度になり、風はちょっと収まってきた感じがしたので、稜線に出て風が来ても耐えられる程度ではないかと思い、三俣蓮華岳・双六岳と山頂をトライすることにする。
10:25 標高2,841m 三俣蓮華岳山頂
山頂に着いたが、ガスと風でゆっくりするような感じではない。早々に移動する。
11:00前 標高2,700m付近 ライチョウポイント
ガスの中を歩いていると「クークー」と、聞いた声がする。よく見るとちょっと先にライチョウが4羽いた。下半身が冬毛に変わりかわいかった。また、薬師沢小屋で一緒になったおばさんの話では「この時期に2羽以上の子供を連れているのは優秀なお母さんライチョウである」とのことだったので、3羽はすごいねぇとお母さんライチョウをほめてあげながら写真を撮った。
11:40 標高2,750m付近 中道との分岐
ライチョウで興奮していたのか、ガスで見落としたのか、ただ下を向いて歩いていただけなのか、間違って中道の方に降りてしまった。なんか様子がおかしいので地図を見ると双六小屋まで稜線を歩いているはずだったのに、稜線の下を歩いていた。分岐を見落としたので、引き返した。この時は疲れた。
12:05 標高2,860m 双六岳山頂
この頃になってようやく晴れ間が見えるようになり、槍ヶ岳や穂高のチラ見ができるようになってきた。
山頂を過ぎると広い場所に出てきた(ここはガスが出ると迷いやすいかもしれない)。登山道が槍ヶ岳に向かっていて気持ちよく、足取りも軽くなってきたところに数人の人たちが向こうに見えるNHKだ。
さすがに三回目の遭遇になると、スタッフの顔も覚えてみんなに「お疲れ様」と声をかけ、山岳ガイドの人にライチョウの話をすると、「それは親が襲われ、はぐれた子供を別の親が引き取ったんでしょうね。」と解説してくれました。3羽の子供を育てるのは考えられないということでした。勉強になりました。
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13:05 標高2,550m 双六小屋
双六小屋はひっそりしていた。さすがに10月の平日静かなものでした。
13:50 標高2,600m付近 クロユリベンチ
ここまで来ると天気は良くなり風も弱く最高の登山日和に。下りなのであまり休憩は必要ないけど景色を見るため、クロユリベンチでしばし休憩。

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14:45 標高2,592m 弓折岳
藪の中で標識もなにもない山頂だった。
15:30 標高2,300m 鏡平山荘
弓折乗越から一気に200m下ると鏡平山荘に到着。ゴミを燃やす臭いにややテンションが下がるが、目の前に広がる槍ヶ岳・大キレット・穂高連峰の雄々しさに感動する。
小屋では、夕暮れと重なるので夕食は17:45からです。と説明を受け、どんな夕暮れが待っているんだろうと期待に胸が膨らむ。
その夕暮れは、槍ヶ岳が夕日に赤く染まり、池に反射して鏡のように上下線対称の光景が広がるそれは美しいものでした。写真をバシャバシャ撮っていると、突然、メモリカードを認識できません。と表示され目が点に。抜き差ししても回復せず、あたふたしている内に日が暮れてしまった。

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活躍したグッズ
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カメラは悪くありません。SDカードが悪いのです。

こぼれ話

鏡平山荘では生ビールが飲めます。缶ビールもありますが、やはり生ビールはいいですね。しかし、尿酸値高めの私は最初の一杯でチューハイ系かハイボール系に切り替えようとしたが、あるのはウィスキーの180mlの小さなボトルだけ。それを頼んで水割りで飲みました。

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